母に連れられて『精霊流し』を観てくる。平均年齢60歳のマダムたちがぎっしり詰まった劇場に申し訳なさそうに座る。話はいいのかもしれないけどどうもマー君はやはりさだまさしだし…。とか思うとぐっと萎える。松坂慶子さんだって死にそうになさそうで、ぱっつんぱっつんだったし。ここは長崎か?鎌倉か?と日本横断迷子になりそうでした。つまりは演出がいまいち。だけども60歳の乙女たちは泣くのです。ずーずー。めがねをとってはずーずー。そいつに圧倒された感じで少々笑えました。脇役ながら椎名桔平がとても良かったと思う。