母と買い物にあちこち行って目が回った。お風呂でものぼせて目が回った。せめて夢の中までは回りたくないものだ。久々インスタントカフェレコードを聞いてみる。ダバダバいうとる。かわいらしい。
先日右耳を枕につけた状態で(目が悪くなる状態)で向田邦子の『男どき女どき』を読んでいた。美しい日本語にうっとりしてしまうのです。「日本の女」というエッセイの中で日本の女性の慎ましやかなところとかをおっしゃってたところなど「ふむふむ、なるほど」と納得させられてしまうのです。何が美徳とされるかは根本的な考え方一つで違ってしまう。
そして、夕方NHKアーカイブスを夕飯の支度をしながら見る。
http://www.nhk.or.jp/archives/program/back040201.htm
主にみたのは3番目にやった『若い広場「原宿24時間」』を。竹の子族、ロックンロール族なるものがうじゃうじゃいる。私が生まれた頃。なんとなくーたのしーからーと、無邪気にインタビューに答える厚化粧の少女は今は、大学生くらいの子供を持つ母親になってるんだなーと思うとせつなくなる。今も昔も変わらないのだと。ただ、ロックンロール族を引退して田舎に帰る若者が涙をためながらラストダンスを踊っているのは今にはないな。涙をためながら渋谷の街をかっぽする若者とかさ。