どん底(1936年 仏)

ジャン・ギャバンかっこいい

ジャン・ルノアール監督の作品。ゴーリキーの作品を映画化したもので日本でも黒沢明が監督したものがあるらしい。(まだ観てません)それはさておき、男爵扮するルイ・ジューヴェがいい味を出している。最初は男爵らしい堂々としているがなぜかカクカクしていて不自然だった歩き方が徐々に力が抜けてくるのがよくわかる。絶望と希望の裏返し、繰り返しを見るような気がします。